証券会社に転職したいけど、自分の経歴的にアピールできることがないな・・・
そのように悩む方も多いのではないでしょうか。
もし、証券会社の業務に直結するような経験がない場合、資格を取得すると良いでしょう。
正直な話、転職活動の時点で求められる「必須な資格」はありません。
そのため、経歴を補う目的で、資格を取得するとよいです。
(業務開始前に取るべき資格はありますが、採用には関係のないことです)
「じゃあ、実際にどんな資格を取ったらいいの?」
この記事では、そのような悩みを解決します。
サクッと必要な資格を取得しちゃいましょう!!
有利な資格は部署ごとに異なる
証券会社の業務内容は多岐にわたります。
そのため、必要なスキルは部署ごとに異なります。
結果、どのような部署で働きたいかによって、オススメな資格も変わってきます。
ひとつひとつの部署について細かく紹介していくことは困難なため、大きく以下の部門に分けて紹介していきます。
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営業部門(個人・法人)
営業部門は、お客様と直接コミュニケーションを取り、商品やサービスの紹介や運用のアドバイスをします。
日本にはたくさんの証券会社があり、証券営業員の人数も数えきれないほどです。
その中で、お客様から自社を、ひいては「自分を」選んでいただくためには、
お客様のニーズを理解して、適切な商品を提案する必要があるため、
幅広い知識(商品のことだけでなく、世の中の動向なども)やスキルが必要です。
証券営業員としてお客様に商品を提案するためには、絶対に必要な資格があります。
営業活動をするうえで必須な資格なので、入社後に必ず取得します。
前もって取得しておくと良いでしょう!
続いて、取得しておくと役に立つおすすめ資格は以下です。
日ごろのニュースを見ていて、難しい専門用語が出てきて理解できなかった経験はありませんか?
資格勉強で土台となる知識を習得しておくと、日常で目にする話題の理解度が高まります!
なお、「すぐに役立つわけではないけど、関連性があるから、持ってるといいよね」というような、準おすすめ資格は以下です。
お客様のところへ行くために、車を運転することもあります。
電車・バスなどでの移動も可能ですが、運転できた方が便利です。
インベストメント・バンキング(投資銀行業務)部門
インベストメントバンキング(IB)部門は、M&A(買収・合併)のサポートや、資金調達(債券発行、IPOなど)のサポートなどが主な業務です。
1つの部署で全てを行うわけではなく、それぞれに特化した部署に分かれています。
そのため、IB部門で何がやりたいのかによって、必要な知識は異なります。
だからと言って、「おすすめの資格がありませーん!」というわけではありませんのでご安心を。
土台となる共通の知識はあります。
IB部門では英語のレポートを読む機会も多いです。
たとえ日系企業であっても、英語力は高いほうがよいです。
グローバル・マーケッツ部門
グローバルマーケッツ(GM)部門はざっくり言うと、
マーケットを調査・分析して、機関投資家に情報や商品を提供する部門です。
たとえば、「○○社の株価は○円になるでしょう!」というように株価を予測するアナリスト業務は、GM部門の一部です。
IB部門同様、1つの部署で全てを行うわけではなく、専門的な部署に分かれています。
土台となる資格は以下です。
コーポレート部門
コーポレート部門は、経営戦略の立案、財務業務、リスク管理など、企業全体の運営にかかわる部門です。
私が所属していた「人事部」も、コーポレート部門です。
最近では、システム関連部署に力を入れている企業も増えてきています。
コーポレート部門は、証券会社のみならずどの会社にも存在します。
でも、あえて証券会社のコーポレート部門を選ぶのであれば、証券会社の業務内容を理解する必要があります。
おすすめな資格は以下です。
それ以外の資格はどの業界でも共通して必要なものになるので、調べてみてください!
例えばIT部門ならITパスポートなどのIT系資格、財務なら簿記など、様々出てきます!
まとめ
この記事では、証券会社の部門別にオススメな資格を紹介しました。
繰り返しになりますが、これらの資格を取らなくても証券会社に就職することは可能です。
反対に、資格を取ったからといって、必ず就職できるわけではありません。
「即戦力となるような経歴がない、でも証券会社で働きたいんだ!!」
という人は、これらの資格を取得することでアピールできますので、参考にしていただければと思います。
以上です。